シューカツNAGANO応援隊

海外生活で気付いた地元の力。「食」で独自のスタイルを目指す

  • 片桐健策
  • ホテル ハウスサンアントン
  • 野沢温泉村出身。オーストリアホテル専門学校のスキー科卒業後、アルペンスキーの全日本選手権で2度優勝。帰国後、大阪で料理修業を経て入社。
  • 家族で会社を運営しています。日々の業務はレストランとカフェのメニュー監修、レストランの調理全般。仕入れも自分で行い、旬の素材を求めて農家を訪ねることも。

留学先でスキーと観光学を

野沢温泉村で代々ホテルとレストランを営む我が家。土地柄スキー選手が多い家系で、私も子どもの頃からアルペンスキー競技に打ち込んでいました。16歳の時、オーストリアに留学。現地の専門学校で、スキーだけでなく観光学としてサービスや料理、語学を学びました。オーストリアは選手人口が多く競争率も高いので「あらかじめ引退後のキャリアを考えておくべき」という考え方が一般的で、こうした学校があるんです。いずれ家業を継ごうと考えていたので、今につながる多くのことをここで吸収しました。

スキー引退後は料理の道へ

卒業後、現地で選手生活をスタート。一人暮らしだったので栄養管理が重要でした。もともと料理は好きだったので、バランスを考えつつ自炊するのは楽しかったですね。泊まりに来た友人に振る舞って喜んでもらえた時はうれしくて。
その経験もあって、24歳で引退し新しい生き方を考えた時に浮かんだのが「料理の道へ進もう」という思いです。帰国後、大阪の「ザ・リッツ・カールトンホテル」に入社し、レストランで約3年間修業しました。正統派フレンチを学び、作り込む日々は刺激的で面白かったですね。

食に特化したホテルが目標

27歳でUターンし、当社に入社。主にレストランを中心に担当しています。当社は20年前、当時珍しかった手作り・無添加の信州フルーツジャムを商品化しました。アスリートだった私自身も食の大切さを知っているからこそ、目指すのは「食」に特化したホテルです。野沢温泉は海外のお客さまが多いので、ここでしか味わえない料理を提供して「ハウスサンアントンに行きたい」と言われる存在になりたい。どうすれば地元食材を一番おいしく使えるか、自分にしかできない組み合わせは何か、試行錯誤の日々です。 就活は迷いも多いと思いますが、思い切って体一つで海外に出てみるのもいいと思います。文化が違う所に身を置くことで、自分の環境の良さや足りないものが見えてくるはず。私自身、オーストリアで暮らしたことで改めて野沢温泉の良さを感じた経験は大きいですね。歩いて回れる街のつくり、世界トップクラスの温泉や雪質。そこにヨーロッパが大切にする美意識を上手に足せばさらに良くなると感じるし、今も海外に出掛けては新しい視点を持ち帰るようにしています。

オフの過ごし方

国内外のレストランを食べ歩いたり研修に参加したり。イタリアで開催された食のイベントでは、廃棄される食材を日本の調味料で料理するワークショップを行い、大好評でした。

学生へのメッセージ

迷った時は身近な世界だけで考えるより、思い切って海外など外の世界に出てみてください。さまざまな人や文化に触れることで、今の自分の現状や足りないものが見えてくると思います。

ホテル ハウスサンアントンのココがPOINT

  • 無添加・手作りで当たり前においしい食に対するこだわり
  • ここでしか味わえない驚きと感動に満ちた食体験
  • また帰ってきたいと思える心地良いサービスと滞在体験
  • わが社のキラリポイント
  • 地域に貢献
このページに関するご質問及びご意見は、長野県 産業労働部 労働雇用課 雇用対策係までご連絡ください。
電話:026-235-7201 / FAX:026-235-7327 / Eメール:shukatsu@pref.nagano.lg.jp
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