お客さまの「思い入れのある買い物」のお手伝いができるうれしさ。「頼っていただける」ありがたさ。

櫻井拓也
NTPトヨタ信州株式会社
中信営業部
伊那市出身。千葉工業大学卒業後、2社で勤務を経験し、2019年に入社。実家でほそぼそと営んでいた農業の手伝いをしたくて、就職は長野県内のみに絞って活動。こんなに山々が美しかったこと、こんなにごはんがおいしかったこと、今あらためて信州の良さを実感しています。
営業スタッフとして、お客さまに点検のご案内など車の販売につなげるための営業活動を行っています。お客さまを直接訪問するほか、チラシなどのポスティングをすることもあります。

お客さまの立場に立って「思い入れのある買い物」をお手伝いしたい

大学は工学系だったので、卒業後初めての就職は製造工場の生産技術でした。入社してすぐに新しい製造ラインの設計を担当し、営業と現場の板挟みに苦しみながら毎日遅くまで働いていました。そのうちに体調を崩してしまい、転職。医療系の営業職に就きましたが、今度は「薄利多売」のビジネスモデルのため、とにかく売るしかない。お客さまの立場に立ったらそうじゃないよな、と日々葛藤していました。お客さまから「売ってくれ」と言われる、お客さまに喜んでもらえるものを売りたいと、2度目の転職を決意しました。自動車のように単価が高額なものは、人生でそうたくさんは買うものではないため、お客さまも慎重になります。営業はお客さまの立場に立ち、お客さまに合ったものを提案し、納得いただけるまで打ち合わせをします。そんな「思い入れのある買い物」をお手伝いできる仕事がしたいと強く思いました。高校時代に毎年「乗ってみたい車」を妄想するくらい自動車が好きだったことを思い出し、友人が楽しそうに働いていた当社への就職を決めました。

家族のそばにいたいから県内の企業に絞って就活

3人兄弟の次男ですが、長男が県外に出ていたこともあり、自分は家族の近くにいようかなと就職は長野県内に絞って活動しました。高齢の祖父が一人でやっている田畑を手伝いたかったので、今も時期になれば有給休暇を取って稲刈りを手伝いに行ったりしています。四季折々に風情を変える山々の美しさ、豊かな自然に抱かれながらのアクティビティの楽しさ、地元で取れた野菜のおいしさー。信州の本当の良さに気が付いたのは、実はこの年になってからです。お客さまを訪問するのに毎日車で走るのですが、雄大な景色を眺めながら、毎日「ドライブ」するのが楽しいです。

お客さまに「頼っていただける」。何よりのやりがいです

ご購入いただいたお客さまが、点検の時期を迎えるなどでまた来店してくださる時はうれしいですね。信頼していただき、頼っていただけている気がします。中でも、忘れもしないのが、初めてのお客さま。他店で購入された車の点検に来られた、自分の父と同じくらいの年齢の方でした。自分は入社まもなく店舗に配属されたばかりで緊張していたのですが、その方とはお話しするのがとにかく楽しかったことを覚えています。その後しばらくたって、娘さんがお二人来店されたんです。聞くと、「車のことは櫻井さんに相談しろ」とお父さまから言われて来られたんだそうです。いろいろお話をうかがい、こ提案させていただいたところ、お二人ともそれぞれニーズに合ったお車を購入されました。先日、無事に納車させていただきました。本当にありがたかったですし、うれしかったですね。

目指す営業の姿のために。勉強することは山積みです

営業で気を付けていることは、「楽しく」お話をすること。僕が楽しくないと、当然お客さまにも伝わります。また、基本的にお客さまには「得をしてもらいたい」と思っているので、いろんなことをできるだけ赤裸々にお話しするようにしています。将来は、ある意味で「忙しい営業」になりたいです。たくさんのお客さまから「あの人に聞けよ」と頼っていただけるように。そのためには商品のことも、サービスのことも、技術のことも、まだまだ学ばなければならないことが山ほどあります。今も、これからも、日々勉強です。